
【好事例】若い人材を集めることに成功したポイントとは?若者の「労働の価値観」の変化に目を向けよう
こんにちは。ジョブコンプラスDの運営担当です。
突然ですが、みなさん。 このようなお悩みを抱えていらっしゃいませんか?
・若い人材の求職者が全然集まらない…
・ドライバーの高年齢化を食い止めたい!
・若者が何を求めているのか分からない…
若手の人材減少は、物流業界全体の大きな悩み。 どの企業でも大きな課題となっていることでしょう。
そこで、今回は「若手の人材発掘」をテーマにして採用に成功した企業の事例をご紹介しながら、
会社の未来を担う20代・30代の若年層からの求職者を、どのように集めたらよいのかをお伝えします。
今後の採用活動でお役に立てることができれば幸いです。
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目次[非表示]
- 1.はじめに
- 2.若手×ドライバー"経験者"を集めるなら…
- 3.若手×ドライバー"未経験者"を集めるなら…
- 4.実例紹介
- 5.まとめ
はじめに
現在、トラックドライバーに従事されている方は、中高年の男性が大半を占めている状況です。
この依存状態が続けば、将来的に深刻なドライバー不足に陥ることでしょう。
どんな業界でも経験豊富な労働力は必要ですが、同様に次世代を背負う若手の労働力も必要です。
将来を担うドライバーの採用・育成に向けて、トラック運送業界は早急な取り組みが求められます。
若い人材を採用するためにまず必要なのは、今の若者が仕事探しをする上で重視するポイントを知る必要があります。
そのポイントと取り組み事例をご紹介します。
若手×ドライバー"経験者"を集めるなら…
若手のトラックドライバーは独自のコミュニティを持っており、
運送会社間の労働条件等の待遇や職場環境について常に情報交換をしております。
そのコミュニティ間で盛んに話が出るのは、労働時間と給与のバランスです。
経験者の若手トラックドライバーは
「長い拘束時間がなく、しっかり稼げる仕事」を求めています。
つまり、短時間で効率的に稼げるトラックドライバーの仕事が良いのです。
事業側としては、財務と業務の両面で管理の見直しを図り、
短時間で高収入が期待できる体制を構築することが必要になるでしょう。
若手×ドライバー"未経験者"を集めるなら…
一方で、若手であってもトラックドライバーの仕事が"未経験"の方は、
"経験者"の方が仕事探しをする上で重視しているポイントと
まったく異なる部分を持っています。
しっかり稼げる仕事に就きたい、というよりも、
・長時間労働がなく、残業も少なめ
・休日が完全週休2日以上
・手積み手降ろしがなく、体への負担が少ない
・免許取得のための資格支援がある
・職場体験ができて、その後に正式な入社をするか決めることができる
・トラックの運転を練習させてもらえる
・事務所や車両、従業員の制服が常に清潔感があって、デザイン性もある
つまり、若手で未経験層の人材を集めるには、
給与水準が他業種と比較して平均的であっても良いので、
プライベートも充実させることができる労働時間や休日の確保ができること、
未経験者でも安心して仕事ができるサポート体制が重要視しているポイントでした。
実例紹介
ここでジョブコンプラスDで実際に求人募集をして、
若手採用に大成功したある運送会社様の取り組みをご紹介します。
関西方面のある大手運送会社様から、
トラックドライバーの高年齢化に歯止めをかけるため、
若手人材の発掘をしていきたいが、人材を集めることができず困っているとのご相談をいただきました。
様々な求人媒体に募集をかけても、会社が理想としている人材を集められず、
採用コストがかさみ苦しい状況が続いていました。
そこでジョブコンプラスDの担当者より、これまでの求職者の皆様の声から、
職場体験制度の導入を含めてトラックドライバーの仕事をまずは身近に感じてもらう取り組みを作り、
それを求人原稿に効果的に落とし込みをしました。
すると、実際に未経験者の若者からの応募が集まり、
まずは見学・体験できる機会を作って仕事内容や職場の雰囲気を体感してもらったところ、
1年間で1-2名採用だったのが、わずか30日間で5名の採用に至ることができました。
企業説明会や職場体験は、驚くべき効果を上げることが実証されたのです。
参加された求職者の方からは、
「職場体験をしている企業が他になかったので、印象に残って応募した」
「トラックドライバーの仕事の印象が180度変わった。こんなに働きやすい環境とは知らなかった」
「職場体験を通して、従業員さんの生き生きした姿を確かめることができた」
など、たくさんの喜びの声を聞くことができました。
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まとめ
今回は、若手ドライバーの人材確保についてお話させていただきました。
まとめると、若手でもドライバー職の"経験者"か"未経験者"のどちらを会社は希望するのかを確認。
その希望に合わせて、短時間でしっかり稼げるように管理の見直しや職場体験等の導入で、
求人募集をする前に職場環境や仕組みを変えていくことが必要、というお話をさせていただきました。
今、目の前の売上を確保することも大切ですが、同時に"未来への先行投資"をしなければ、
変化のスピードが早いこの世の中で、明日はありません。
今はリモートワークが週に数回可能になる職場を探している人もいるのです。
これは、つい数年前までは無かった希望条件ですが、
withコロナの時代に求められている、新しい労働の価値観です。
こうして人々の労働の価値観は常に変化しているのです。
この変化に今からでも対応することが、未来へと繋がる第一歩です。
私たちと共に、物流の未来を支えていきましょう。
「ジョブコンプラスD」は、若手人材の採用に貢献する求人サイトです。
まずは、今抱えていらっしゃるお悩みをご相談いただくだけでも可能です。
お気軽にお問い合わせくださいませ。
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